この記事では溶接深さが何なのかについて解説します。
この記事を読めば溶接深さの意味と図面記号での表し方がわかります。
1.溶接深さ
溶接深さとは下の図に示した部分です。
併せて開先深さも示してあります。
開先深さと溶接深さはごっちゃにしがちなので注意しましょう。
開先深さを予め作っておいてそこを溶接していくわけですが、そのときに母材が溶けるので溶接深さは開先深さよりも深くなります(下の絵)。
2.図面での指示の仕方
図面では下のような記号で表します。
下の例は開先深さ10mm、溶接深さ12mmの場合です。開先角度は120°としました。
まとめ
いかがでしたか?
溶接深さについて基本を解説してみました。
溶接深さと開先深さはごっちゃにしないようにしたいですね。
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