こんにちは!
機械系エンジニアとして入社して研究開発に勤しんでいる皆さん、こんな悩みはないでしょうか?
「大学で理論は学んだけど、いざ実務をやるとなるとどうすればいいのかわからない・・・」
「設計をする際の指針みたいなものがあればいいのに」
これらは入社1~3年目のエンジニアなら誰もが抱く悩みだと思います。
かくいう私も今入社1~5年目のエンジニアですが、
上で挙げたような悩みを抱いていました。
入社数十年経過のベテランならともかく、皆さんはまだ経験が浅いのでこれらの悩みを抱くのは当然です。
そこでこの記事ではこれらの悩みを解決する方法をお教えします。
本を読もう
で、これに対する私の回答はずばり、「設計関連の本を読む」です。
ちまたには設計関連の本が溢れています。
本を読むだけなら数日で済みます。
たくさんありすぎてどれを読めばいいのかわからないという方もいると思うので私がおすすめするものを紹介します。
おすすめは「やさしくわかる」シリーズ
私がおすすめするのは西村仁さん著の「やさしくわかる」シリーズです。
「機械設計の知識がやさしくわかる本」がまずはおすすめです。
これを読めば機械の基本的な設計指針や材料の選定基準、メカニズムがわかります。
読み終わったら今の自分に足りない知識を考慮して「加工材料の知識がやさしくわかる本」か「機械加工の知識がやさしくわかる本」などを読めばいいでしょう。
西村さんの「やさしくわかる」シリーズは数式がほとんどありませんし、こういうときはこうしろといったような指針が書かれている、設計現場でよく聞く用語をほぼ網羅しているなどの特徴があり、非常におすすめです。
おすすめしないもの
逆におすすめしないのは数式がたくさん載っている、理論寄りの本ですね。
実務に数式なんて不要ということが言いたいのではありません。
理論寄りの本にも設計の指針になる情報は書いてあるのですが、どちらかというとメインはある現象を表す数式の導出や力学の解説です。
したがって設計上の「こういうときにどうすればいいの?」という悩みには答えてくれません。
あくまで設計の指針や実務で使える知識を身につけるのが目的なのでそういう情報がメインになっている本を読んだほうが手っ取り早いということです。
まとめ
設計上の悩みを解決してほしかったら市販の本を読みましょう。
その際に理論よりの本は選ばないように!
以上、ありがとうございました。
コメント