メーカー製品開発職(機械系)の1日を紹介

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Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

「メーカーで製品開発職として働くってどんな感じなんだろう?」
こういう疑問を持っていらっしゃる方は多いと思います。

そこで今回はメーカーで製品開発職として働いている私が「メーカーの製品開発職(機械系)の1日」を紹介します。
ぜひ参考にしてください!

簡単な自己紹介

私の自己紹介はこんな感じです:
・入社1~5年目
・製品開発職(機械系)
・某大手メーカー勤務
・大学は機械工学科出身、大学院(修士)修了

製品開発職の1日

さっそくですが、私のある日の業務はこんな感じです:

出社
08:30~見積もり~12:00・・・営業からの依頼で製品の見積もり・検討をする
12:00~昼休憩~13:00
13:00~設計~14:00・・・上記の見積もりで受注になった製品の設計をする
14:00~実験~17:00・・・新製品開発のための実験を行う
退社

この日に限らず残業は基本的にしないです。

この中で午前いっぱいをかけて見積もりをやっていますね。
この見積もりが本当に手間と時間がかかる作業です。
しかも手間と時間をかけた割に受注にはならないという…

午後には受注になった見積もりの設計を行います。
設計というといかにも開発っぽい感じに聞こえますが、実際には生産側への製作指示書(こういうふうにつくりなさいということを書いた文書)の作成です。
なのであまり開発っぽくない仕事です。

一方、実験は競合の製品の性能を調べるために実機を動かしてデータを取得・整理します。
ここらへんはみなさんがイメージするような「開発っぽい仕事」と考えてもらっていいです。ちなみに実験は毎日やっているわけではなく、それ以外の日は上述の見積もり業務や図面作成なんかをやっています。

あまり開発っぽいことはできない?

ここまで読んだ方は「開発として入社したからと言って開発の仕事ばっかりできるわけじゃないんだ・・・」とがっかりする方もいると思います。

これに関しては全くそのとおりです。
それどころか全体の業務の中で言えば開発の仕事は少数派で、開発の仕事ではない見積もりや内部調整みたいな仕事が大半です。(おそらく製品開発職の方なら共感してくれるでしょう。)

じゃあだからといって製品開発職はつまらないのかと思いがちですが、そんなことは全くありません。
少数とはいっても実験や仕様検討、設計といった仕事ができてそのなかで自分が学生時代に身につけた専門性(機械工学)を生かせるからです。
そういう業務ばかりになればいいのですが笑。

まとめ

製品開発職を目指す方向けに製品開発として働くのはどんな感じなのかを私の例とともに紹介しました。

製品開発職は専門性を活かせるのでやりがいがあって楽しいです。
いま製品開発を目指している方はぜひそのまま突っ走ってください。

ありがとうございました。

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